【SLU活動レポ】パーソナルスタイリスト向け ふんわり提案でも自然と申込につながる提案術

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【SLU活動レポ】パーソナルスタイリスト向け 自然と申込につながる提案術

2025年2月にオンラインで開催したSLUコミュニティ

【勉強会】“パーソナルスタイリスト向けふんわり提案でも自然と申込につながる提案

についてレポートしていきます。

SLUとは…
『スタイリストレベルアップコミュニティ』
勅使河原が主催している講座のコミュニティ。
毎月、ゲストを呼んだ座談会やサービスの練習会や勉強会、お悩み解決相談会などが
行われているスタイリスト同士が交流・成長し合えるコミュニティです。

今回のテーマはパーソナルスタイリストさんなどファッションのお仕事をする方向けの
クロージング、営業力について。

そのなかでも特に「営業力」にスポットを当てた内容となりました。

「自然と申込につながるような伝え方」にするためには、
どのような心がけが必要なのか、祐子さんアテンドのもと進められていきました。

今回の参加者のみなさんには、

  • クロージングについてもっと自然に、身近な関係の中で仕事につなげる方法を知りたい
  • クロージングに対するハードルを下げ、自然に提案できるようになりたい

という願望が!
勉強会で学びを深められたのか、さっそく振り返っていきましょう。

クロージングって、何だろう?

まず、今回のテーマでもある「クロージング」について、そのイメージを整理していきました。

祐子さん自身も、クロージングについて最初は「押し売り」のように感じていたのだとか・・・

クロージングとは

営業の場面での「締めくくり」や「完結」を意味するもの
契約を結ぶための最終段階のフェーズ

クロージングの重要性

祐子さん曰く、クロージングはとても重要な過程なのだとか。

クロージングは、サービスを提供する人が相手の疑問や不安を解消し、「申し込みたい!」という
意欲を高めるプロセス。
契約に導くための大切なステップなので、ただ「私のサービスこちらです」と伝えるだけでは成立しない。

この言葉が印象的でした。

でも、やっぱり「押し売りだと思われないか」不安ですよね?

祐子さんも、パーソナルスタイリストとして独立した当初は「押し売り」にならないか
不安に思っていたそうですが、

クロージングは「お互いにとってプラスになるもの」

と捉えられるようになったとのこと。

「適切なプロセスを踏めば、自然な形でパーソナルスタイリストのサービスの申し込みにつなげることができる!」ということで、そのプロセスを学んでいくことになりました。

パーソナルスタイリストの場合、クロージングはどんな場面で行われるの?

ここで、パーソナルスタイリストの場合、クロージングがどんな場面で実践されるのか
参加者のみなさんでイメージしてみることに。

  • 対面やZoomでの個別相談
  • LINEやDM、メールでの個別チャット
  • LINEやメルマガの配信
  • インスタライブやセミナー
  • 普段の会話や自己紹介
  • ファッション相談やショッピング同行

このように「パーソナルスタイリストは、さまざまな場面でクロージングが使えそう!」と盛り上がりました。

何気ない会話の中でもクロージングを自然に行うことが大切!

・・・ということで、勉強会後半でワークも行ないました。

パーソナルスタイリストが成功するうえでの大前提 3STEP

祐子さんが講座でよくお話ししてくださる内容の一つに
「パーソナルスタイリストがお仕事を成功させる大前提 3STEP」があります。

ビジネスにおいて、

  1. 集客(知ってもらう)
  2. 教育(興味を持ってもらう)
  3. 販売(購入してもらう)

という3つのステップが欠かせません。

自分のことを知ってもらっただけでは、購入にはつながらず、その間に「教育」というプロセスが必要

・・・ということですが、「教育」については、以前の勉強会でも取り上げましたよね。

「教育ってなんだっけ?」という方はこちらの記事をご覧ください。

パーソナルスタイリストがクロージングを成功させる秘訣とは

ここで祐子さんが「パーソナルスタイリストがクロージングを成功させるための秘訣」をまとめてくださいました。

  • 相手が「知っている」段階なのか、「興味を持っている」段階なのかを観察すること
  • いきなりクロージングせず、日頃からサービスの価値を伝えること

これらを意識することで、自然な形でのクロージングに繋げていけるということです。

ここで、参加者からの質問が!

相手がどの段階にいるのかを知るための”観察”が大事というお話でしたが、
例えばインスタのDMで『ショッピング同行に興味があります』と来た場合、
その方が本当に購入したい段階なのか、どう判断すればよいでしょうか?

この質問に対し、祐子さんは次のように回答。

DMでのやり取りでは、いくつかのポイントを確認できます。

  1. これまでの自分の投稿を見てくれているかどうか(発信内容を知っているか)
  2. 相手が具体的な悩みを話しているか(漠然とした興味なのか、解決したい具体的な課題があるのか)
  3. 過去に似たサービスを利用した経験があるか

など。
このような点を確認しながら、相手の温度感を見極めていけるといいですね。

相手の温度感を常に見極めながらのクロージング・・・

言葉でいうのは簡単ですが、実践で慣れが必要!ということで、このあと実践ワークへとつながっていきました。

パーソナルスタイリストのクロージング 実践ワークで「自然な流れ」を体感

ここから実際に参加者同士ペアになり、クロージングの流れを体験するワークを行いました。

  • 一人がサービス提供者のスタイリスト役、もう一人が顧客役となり、
    実際にクロージングを試してみる
  • 終了後、お互いにフィードバックを交換し合う

実践を通じて、どのような伝え方が自然なのか参加者のみなさんは体感できたようですよ!

パーソナルスタイリスト クロージングのポイントとみなさんの感想

クロージングは、自然な流れで行うことが大切だということを学びました。

  •  相手の状態を見極める
  •  価値を伝え続ける
  •  押し売りではなく、最適なタイミングで提案する

おまみさんから一言

お客様に恋をしましょう!すると興味がどんどん湧いてきて質問も浮かびやすくなります。

祐子さんから一言

最終的には、あまり気負わずに楽しく自分の気持ちをお客様に伝えていけばOK!

みなさんの感想

クロージングだけでなくファッションサービスのすべての面において、すごく勉強になりました。

世間話からファッションサービスの申し込みに繋げる経験があまりなかったので、とても新鮮でした。
クロージングの技術を身につけることでお客様の幅も広がりそう!

まだまだ勉強中なので、まずはヒアリングができるように頑張りたいです!

今回学んだクロージングのポイントを意識しながら、パーソナルスタイリストとしての活動に
積極的に取り入れていきたいですね。

パーソナルスタイリスト、イメージコンサルタントなど
ファッションを武器に活躍したい方々が活躍できる講座&コミュニティ「SLU」

SLU(スタイリストレベルアップコミュニティ)は
勅使河原 祐子の継続講座を受けた方だけが参加できるコミュニティ

全国にいるスタイリスト同士がお互い刺激を受け合い成長し合える場。
講座受講が終わっても、相談、練習、交流、学びのアップデートができるコミュニティです(有料)。

講座概要は、こちら→講座について

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この記事を書いた人

ファッション起業アドバイザー
 
立教大学社会学部社会学科 コミュニケーション専攻後、エスモード・ジャポンでファッションマーケティングを専攻。

通算20年に渡り、国内最大セレクトショップ、老舗商社、年間売上100億円企業のブランド、外資ハイブランドファッション企業で商品の売上予測、生産コントロール、予算作りに携わり、年間10万人以上の女性に売れる商品を提供。

その経験を生かし2016年に個人向けスタイリングアドバイス開始するも、お客様0の状態が1年続く。

試行錯誤してお客様に愛されるスタイリストになる秘訣を手に入れ、資格に頼らず年間100人以上のスタイリング提案に関わる。

「服選びのモヤモヤ」を解消し「納得のいく服選び」ができるようになる独自のスタイリングメソッドが好評。

2018年より、女性向けパーソナルスタイリストになりたい方へ、実践的なファッション知識、コミュニケーション&ビジネス力を上げる継続講座をスタート。

年代は20代から50代まで、アパレル経験有無問わず、日本全国から受講いただいている。

現在は個人のファッションスタイリングに加え、法人向けスタイリング監修など活動の幅を広げている。

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